いきなりキッズクリニックの院長のご挨拶です。また、いきなりキッズクリニックの内装デザインを創造して下さった「香川大学創造工学部」様、設計施工をして下さった「株式会社中村谷」様から挨拶文を頂戴いたしました。
こんにちは。いきなりキッズクリニック院長の大西修平です。少子化が進む中、地元香川の子どもやその周囲の方々を笑顔にしたいと思い小児科医を目指しました。
2021年には日本小児科専門医資格を取得し、一般小児疾患から始まり幅広い小児診療に携わってきました。私自身の子育て経験も踏まえながら、病気のお子様の治療はもちろん、お子様が健やかに育っていける環境作りも目指したいと思います。
子育ての不安などもご遠慮なくご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
いきなりキッズクリニック小児外科担当の矢田圭吾です。
私は、香川県に生まれ、 徳島県に育ち、日本人医師として初めて米国で小児肥満外科治療を学びました。
平日は東京の聖路加国際病院小児外科に勤務しています。小児肥満・便秘症・臍ヘルニア・鼠径ヘルニア・停留精巣/移動性精巣 陰唇癒合症などを含む、小児外科診療全般を担当させていただきます。
もし手術治療が必要と判断される場合には、小児外科連携施設にもご紹介させて頂きます。”すべての子供たちに世界水準の医療を”をモットーに、笑顔あふれる外来診療を心がけておりますので、是非お気軽にお越しください。
はじめまして。「いきなりキッズクリニック」のホームページをご覧になっていただきまして、誠にありがとうございます。
医療法人社団恵生会 理事長の入江恵子です。2024年2月に高松市内町の三越北側で小児科クリニックを開院いたします。
いきなりキッズクリニックは、将来を担う子供たちの健やかな成長と日々のご健康を医師、看護師が中心となってサポートいたします。
現在の医療の日進月歩は目をみはるものがありますが、中でも子供達の心のケアはとても大切なことです。そこで、クリニックの内装を含めたデザインは、
瀬戸内の海と美しい島々、讃岐の山々の自然を五感で感じる楽しいスペースとしました。
病気のお子様もそうでない皆様も自由に訪れ、遊べる楽しいクリニックをコンセプトとして掲げ、医療法人恵生会、香川大学創造工学部の皆さん、並びに設計施工株式会社中村谷の皆様が知恵を出し合い、協力しながら素晴らしい空間を皆様にご提供できることになりました。
お近くにお越しの際には、クリニックを含め、是非、この素晴らしい子供達のために創造されたスペースを自由にご利用ください。
将来を担う大切な子供達の健康と輝く未来に少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
いきなりキッズクリニックの内装デザインに携わらせていただきました、香川大学 創造工学部 造形・メディアデザインコースの学生です。
この度のデザインには学部1年生から修士2年生まで、幅広い学年層のメンバーが参加しています。事例・現場調査からプロジェクトをスタートし、メンバーの得意分野を活かしながら最終的なデザイン提案を行いました。
提案の目標を子どもたちの「交流」「自由」「創造性」を育むことに設定し、「海を感じる自然」と「図書館」をカラフルな内装で表現しました。
壁面には、瀬戸内海特有の穏やかな雰囲気を表現した、なだらかな波模様を取り入れています。海や島、川や山などの様々な要素を取り入れながらも、すべてがひとつの連続的な風景として眺めることができるよう工夫しています。また、創造性を育みながら、自ずと地域から人が集まる場所になるよう、図書館の要素も取り入れています。
本来、怖さや冷たさを感じてしまうことの多いクリニックを、明るく楽しい場所と感じられるような、新しい医療現場の在り方を提案できたと考えています。
この度のプロジェクトメンバーが多く所属する大場研究室では、医療をベースに、生活をより便利で豊かなものにするためのデザイン研究を行なっています。今回のプロジェクトはそんな私たちにとって非常に重要な経験となりました。医療分野における学生の社会実装が難しい中、実際のクリニックの内装デザインという貴重な機会をいただき、大変光栄です。ありがとうございました。
子どもたちの健康と想像力を育み、エネルギッシュな輝きがこのいきなりキッズクリニックから広がり、地域全体にさらなる明るさをもたらす一石となることを願っています。
よろしくお願いいたします。
いきなりキッズクリニックの設計施工をさせて頂きました、株式会社 中村谷、代表取締役社長 中村谷威之でございます。
2023年夏に、医療法人社団恵生会の入江恵子理事長より、小児科クリニック開業のご相談を頂きました。
小児科クリニックが不足するエリアで、将来を担う子供たちの健やかな成長と日々の健康をサポートしたい、またその親御様が安心して任せられる環境を整えたい、病気の子供たちの診察、健康な子供たちの検診や予防はもちろん、前を通りがかった子供たちが、引き込まれるように誘われ自由に遊べる空間を有した、地域に開かれた場所にしたいとの思いを伺いました。
そして、その思いを実現できる物件の選定からお手伝いさせて頂き、立地や広さを鑑み、いくつかの候補から、高松三越隣の角地に場所を決定しプランを進めました。
病気の子供たちと健康な子どもたちが同時に訪れる施設でありながら、全く別の施設ではないことを、意匠性機能性ともに叶え形にすることを勘所と捉え、プランに注力しました。
ちょうどそのころ縁があり、香川大学創造工学部造形メディアデザインコースの大場晴夫教授と、学生たちとのチームを組み、このいきなりキッズクリニックのホスピタルアートに共同制作として取り組むことになりました。
学生たちからは、入江理事長のコンセプトから、「交流」「自由」「創造性」というテーマが示され、それぞれが「海」「山」「大地」という形で表現されました。これらを私共のプランに落とし込み、共にまとめました。
いきなりキッズクリニックが、地域に開かれた欠かせない施設となり、将来を担う子供たちの健やかな成長と日々の健康、輝かしい未来に寄与することを、心よりお祈りしております。